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【経済】米新規失業保険申請件数、NYの公立学校の春休みと関連との見方も

 この日発表になった米新規失業保険申請件数は予想以上に増加し、昨年8月以来の高水準となった。これについてNY市の公立学校が春休みだったことと関連しているとの見方がある。スクールバスの運転手を含めNY市の公立学校職員は、冬休みや春休みの期間に失業保険を申請することが許可されている。

 エコノミストは申請件数の増加について「自分の予想より大きかったものの、容易に予測可能ではあった。NY市の公立学校で休みが終わる時期には大抵こうした急増が起きる」と指摘している。「来週の数字が21万件に減少すると約束はできないが、有意な落ち込みになると予想しても大丈夫そうだ」と述べた。

 申請件数は季調前で2万件近く増加し、今年最大の増加となったが、伸びの半分以上をNY州が占めた。そのほか、カリフォルニア、インディアナ、イリノイの3州でも増加している。

*新規失業保険申請件数(04/28 - 05/04)21:30
結果 23.1万件
予想 21.0万件 前回 20.9万件(20.8万件から修正)

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