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話題株ピックアップ【夕刊】(3):住友ファーマ、INPEX、ストリームM

■住友ファーマ <4506>  373円  -27 円 (-6.8%)  本日終値  東証プライム 下落率4位
 住友ファーマ<4506>が大幅安。日本経済新聞電子版が1日、「住友ファーマは1日に開いたオンライン経営説明会で、新規の医薬品開発を大幅に縮小する方針を示した」と伝えた。25年3月期の研究開発費を前期比45%減の500億円にするという。報道を手掛かりに売りが強まったようだ。同社は4月30日、前24年3月期連結業績予想について最終損益を1410億円の赤字から3150億円の赤字(前の期745億1200万円の赤字)へ下方修正すると発表した。医薬品の特許権の減損損失などが大きく響いた格好だ。あわせて25年3月期の見通しを明らかにし、研究開発費を500億円(前期910億円)とすることを示している。

■INPEX <1605>  2,337円  -14 円 (-0.6%)  本日終値
 INPEX<1605>が続落。1日の米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の6月限が前日比2.93ドル安の1バレル=79.00ドルと3月中旬以来、1カ月半ぶりに80ドル台を割り込んだ。一時、78.83ドルまで値を下げた。米エネルギー情報局(EIA)が発表した週間ベースの米原油在庫統計が、予想に反して増加し需給悪化への警戒感が台頭した。また、イスラエルとハマスの休戦が模索されていることも、中東情勢への警戒を後退させ原油相場の下落要因となった。

■ストリームM <4772>  157円  +21 円 (+15.4%)  本日終値
 ストリームメディアコーポレーション<4772>が後場に急伸。この日、24年12月期第1四半期(1~3月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比11.2%増の30億5600万円、経常利益は同25.5%増の2億3600万円となった。経常利益は第1四半期ながら通期計画(9400万円)を上回っており、これをポジティブ視した買いが集まったようだ。エンターテインメント事業では大型公演を中心に、計16公演のコンサートを実施。前年同期の動員数約32万人を上回る約55万人の動員を達成した。放送事業ではK-POPプレミアムコンテンツを計5作品放送したことなどを背景に視聴世帯数が回復し、視聴料収入が増加した。

■キャスター <9331>  1,335円  +133 円 (+11.1%)  本日終値
 キャスター<9331>が急反騰。1日の取引終了後、マネーフォワード<3994>と資本・業務提携契約を締結したと発表したことが好感された。マネフォが4月1日付の市場外での相対取引により、キャスターの発行済み株数の20.30%を取得した。今回の資本・業務提携は、フルリモートワークで組織を運営し、日本や世界各国から多様なスキルを有する人材を集めることができるキャスターの採用力と、バックオフィスに関するさまざまなサービスツールを提供するマネフォの強みを融合させることで、今後更に加速することが予測される労働人口の減少に伴うバックオフィス領域の人材不足に対して、人材供給や生産性向上に取り組むのが狙い。マネフォは、キャスターが運営する事業を拡大するために顧客紹介を行うとともに、キャスターと共同でサービスの開発を実施。また、キャスターは、マネフォが展開する「マネーフォワード クラウド」の利用が拡大されるようマネフォに協力するとしている。

■GEI <9212>  482円  +27 円 (+5.9%) 一時ストップ高   本日終値
 Green Earth Institute<9212>が一時ストップ高。1日の取引終了後、集計中の第2四半期累計(23年10月~24年3月)単独業績について、売上高が4500万円から1億6600万円(前年同期比27.7%増)へ、営業損益が2億4900万円の赤字から2億2500万円の赤字(前年同期1億6200万円の赤字)へ上振れて着地したようだと発表しており、これを好感した買いが流入した。24年9月期第3四半期から第4四半期に売り上げ計上を予定していた環境省の「廃棄物等バイオマスを用いた省CO2型ジェット燃料又はジェット燃料原料製造・社会実装化実証事業」及び経済産業省の「インドネシア・SAF向けバイオエタノール生産事業に関する調査事業」に関して、確定検査及び検収が前倒しとなり、上期に売上高として計上する見通しとなったことが要因としている。

■タカヨシHD <9259>  870円  +46 円 (+5.6%) 一時ストップ高   本日終値
 タカヨシホールディングス<9259>が後場急伸。きょう午後0時45分ごろ、子会社のわくわく広場が神戸物産<3038>とフランチャイズ契約を結んだことを明らかにしており、これが材料視されたようだ。地域の食の産直プラットフォーム型店舗「わくわく広場」と神戸物産の「業務スーパー」を掛け合わせた新たなハイブリッド型店舗を展開することで、シナジーの創出や事業の広がり、及び企業の更なる成長を目指すとしている。また、この日は24年9月期第2四半期累計(23年10月~24年3月)の単独決算も発表しており、営業収益は前年同期比10.5%増の38億9000万円、営業利益は同7.8%減の5億200万円で着地した。

■日本パワーファスニング <5950>  121円  +6 円 (+5.2%)  本日終値
 日本パワーファスニング<5950>が続急伸し年初来高値を更新。1日の取引終了後、筆頭株主及びその他の関係会社に該当する積水ハウス<1928>から、積水ハウスが保有するパワーファス株式の全株(387万7200株)を5月9日付でマルエヌ(埼玉県朝霞市)へ譲渡する旨の連絡を受けたと発表しており、これを好材料視した買いが流入した。マルエヌは高密度ポリウレタンフォームシートの生産・販売を行う韓国のS&Kポリテクのグループ会社で、グローバルな販売網をもつ企業グループに属していることから、業容拡大への期待が高まっているもよう。なお、同件による業績への影響はないとしている。

■兼房 <5984>  760円  +27 円 (+3.7%)  本日終値
 兼房<5984>が後場急伸し年初来高値を一気に更新した。午後1時40分ごろ、集計中の24年3月期連結業績について、売上高が従来予想の200億円から200億8000万円(前の期比4.9%減)へ、営業利益が9億円から10億5400万円(同26.8%減)へ、純利益が5億円から8億8600万円(同30.6%減)へ上振れて着地したようだと発表しており、好材料視された。為替の影響で売上高・利益が上振れたとしている。

●ストップ高銘柄
 フォーバルR <9423>  155円  +50 円 (+47.6%) ストップ高   本日終値
 ヤマト・インダストリー <7886>  1,661円  +300 円 (+22.0%) ストップ高   本日終値
 売れるネット広告社 <9235>  1,794円  +300 円 (+20.1%) ストップ高   本日終値
 など、3銘柄

●ストップ安銘柄
 なし


★4月30日~5月6日に「ゴールデンウイーク特集」などを一挙、“35本”配信します。ご期待ください。
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